【第926回】 今年の挑戦
この論文が公開されるのは1月半ば過ぎだろうが、書いているのは年の初めである。
年の初めにあたって今年の抱負を考えた。何に挑戦したいのか、すべき事、やりたい事を整理してみたのである。一年が終わって、あれをやっておくべきだったとか、挑戦しておくべきだった等後悔したくないからである。
三つの挑戦の柱になる:
一つはボケ予防やボケ進行抑制である。そのために、
- 毎朝、朝日新聞の「天声人語」を、声を出して読む事。間違ったり、ろれつが回らない箇所は反復する。
- 身体を動かす事。理に合った体づかい、運動をする事。例えば、歩く事、柔軟運動等
- 食事は必ず3回摂る。体重をチェックし、食事の質量で調整する。
- 規則正しい生活をする。11時に就寝、6時起床を心掛ける。朝の霊気を取り入れる。
二つ目は好きな事、やりたい事、やるべく事を可能な限りやる事。
- 食べたいモノを食べ、着たいモノを着る。体が欲するモノを察知し、取り入れる。着るモノも自分の気持ちに従って着る。着る基本は個性を現わし、個性をバックアップすることと考える。おそらく今年は和服の出番が多くなりそうだ。これまで来ていない着物もあるのですべて着てみたいと思っている。
- 髪は自分で切る。予約や待たされたりする束縛から解放されたいからである。恐らく変な髪になるだろうが、自分の責任でやるわけだし、他人に迷惑をかけるわけではない。また、はじめは不自然だろうが、回を重ねていけば良くなるだろう。気の向いた好きな時に、好きにできるわけだからこれほど自由でいいことはない。新挑戦でもある。
- 海外講習会に行く事。ここ3年間、コロナのために行っていなかった合気道の講習会に行くことである。彼らも待っている。ちょっと面倒だが他人のためにも頑張らなければならないと思う。後輩、後人をそろそろ真剣に育てる時期に来たように思える。
- ドイツの友人の見舞いに行く事。久しく会っていないし、最後になるようだから、友人も喜んでくれるだろう。仁義も果たしたい。
三つ目は、合気道の精進を続ける事。これが今年の挑戦の中心である。合気道の挑戦が他の挑戦に優先するわけである。
- 毎朝の禊をやり続ける事。道場での相対稽古との相乗効果が期待できる。
- 今年も宇宙の法則を一つでも多く見つけたいと思う。
- 合気道論文を書き続ける事。1000回を目標に休むことなく、毎週4編書き続けることである。今年は1000回に達しないが、来年の春ごろには1000回に達するはずである。それまでは体調に注意し、書く気力を保持しなければならない。
- 合気道の今年の最大の挑戦は「魂」への挑戦である。気から魂への次元の稽古に入る事である。魂が働く技づかいをしたいと祈願している。
- もう一つの合気道での挑戦は、天地宇宙と合して身体や息、そして技をつかう事である。宇宙との一体化の次元に入る事である。
- これまでの小乗の合気道である己の学びから大乗の地上楽園建設のお手伝いへの修業に入る事。上記の海外講習会もあるが、国内の合気道仲間や一般人にも、ぼちぼちそのお手伝いが出来るようにしたいと考えている。
- 合気道に集中して、他の事は捨てていき、忘れる事。早速、年賀状の発送先も必要最小限にする。義理を書く事になるがご容赦である。世間ではこれを終活というのだろう。
これらが今年の挑戦であるが、この結果がどうなるか歳末の我評価が楽しみである。
Sasaki Aikido Institute © 2006-
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