【第796回】 古事記は法典

大先生は、合気は「古典の古事記の実行」であると言われている。「つまり古事記の宇宙の経綸の御教えに、神習いまして日々、練磨していくことです」
ということである。
そして大先生は、「我が国の法典たる古事記」と、古事記を法典と謂われておられるので、今回は、何故、古事記が法典になるのかを研究してみたいと思う。想像するに、古事記には、合気道と深い関係がある、合気道の教えになる事があると思うので、古事記のその箇所を拾い出し、合気道の関係を見てみたいと思う。初めに古事記の文章(省略した所もある)、次にブロックの太字で合気道への教えや解釈等を記す。尚、古事記の文は口語訳を使用した。

古事記にはまだまだ合気道のための教えがあるはずだが、今回はここまでとする。私がちょっと見ただけでもこれだけの教えがあることが分かったわけだが、大先生のようなレベルとなれば無限の教えや宝を見つけられるだろうから、古事記は法典であるということがよく分かった次第である。


参考資料  『口語訳 古事記』三浦佑之訳・注釈 文藝春秋