手と足のつけ根を意識して稽古をしていると、大きな力が出るし、楽であり、体も心も喜んでくれているようだ。これからは、今回の『合気道の思想と技』に書いたように、この手と足のつけ根を大切にして技をつかっていこうと思っていたわけだが、テレビで大相撲を見ていると、この手と足のつけ根の大切さを更に納得することになった。
大先生は相撲も相当強かったこともあるが、相撲は魄の世界で最高のものであると、相撲を高く評価されておられた。確かに、力士の力は超人的であるし、その力を生む体も超人的である。超人的な体とは、合気道的に云えば、宇宙の条理・法則に則ってつくられたものということである。これはまさしく大先生が云われる「宇宙と人体とは同じものである」ということだろう。
力士の写真を見ると、手のつけ根と足のつけ根の頑強さが一目瞭然である。
手のつけ根と足のつけ根は大事であるということになるわけである。