【第845回】 『百歳の力』篠田桃紅

私が敬愛していた美術家の篠田桃紅さんが昨年2021年 3月1日に107歳で亡くなった。彼女の作品も素晴らしかったが、彼女の生き方や考え方に共感できたこと、そして私の合気道の精進に大いに役立っている。
彼女の展覧会には数回行き作品を拝見し、その超人的、別次元の筆の線や形に感激した。また、彼女に関する本も読んできた。



そして彼女の最後になる本「『百歳の力』篠田桃紅 − 106歳の現役美術家唯一の自伝!」(写真)を読んで感動した。これほど共感でき、また、合気道の修業に参考になるものはないと思った。本は赤線だらけになっている。
それで今回は、この本から共感したり、感銘を受けたり、参考になる文章を抜き書きすることにする。尚、抜き書きした文章に順序も関係もない。只、共感したり、感銘を受けた文章をピックアップした順に書き並べただけである。 合気道の精進に不可欠のヒントであり教えである。只、他人の文章を抜粋して並べただけだが、それだけの価値があるだろう。本来なら、それと自分との関連付けとかそれに対する自分の考え等を書くべきなのだが、今回はそれをしない。しかし、この文章の中には、今後の論文に取り上げたいテーマでもあるので、いつか書きたいと思っている。


参考資料  「『百歳の力』篠田桃紅 − 106歳の現役美術家唯一の自伝!」(集英社新書)