【第840回】 油断大敵

一寸した気のゆるみから体調を崩すことになってしまった。頭と体がふらつくのである。
昨日、久しぶりに街に出た。ドリップ式コーヒーを買うためである。いつものデパートのコーヒー豆販売店でコーヒーを購入後、いつも通り夕食の弁当を5,6軒あるお店から選んで購入した。今回は、アサリ御飯のアサリ弁当に決めた。おかずにシューマイや卵焼きを購入し、帰宅した。
さて、夕飯で楽しみにしていたアサリ弁当を食べると、ちょっと塩からいのである。購入前に、アサリ弁当なら結構の塩分があることに気づくべきだったはずだ。
過剰の塩分摂取の弊害は前にも経験があるので、もしかすると、明日の体調になにか不具合があるかもしれないと思ったが、このアサリ弁当を最後まで食べるべきか、やめるべきかを一瞬考えた。が、結局、食べることにした。ビール(アルコールフリー)を飲んで、シューマイや卵焼きを食べるので大丈夫だろうと期待したのである。

しかし、翌朝起きると、明らかに頭と体がふらつくのである。明らかに、昨晩の多量な塩分摂取が原因である。ふらついてこれは大変だ、何とかしなければならないと思ったが、以前のように慌てたり、狼狽することはない。原因がわかっているし、直し方も経験しているからである。
だが、一番の問題は、体に不調をきたすとわかっていたモノを食べてしまったことである。もったいない、食べ物を大切にするなどという考えに従ったわけである。勿論、この思想は間違っていないし、誰もが従わなければならないと思う。

塩からい食べ物を食べないため、捨てないためには、塩からい食べ物を買わないことである。弁当だけでなく、調理済みのおかず、主菜を買わないことである。
人は食べなければ生きていけないわけだから、出来合いのモノを買わないとすれば、それを自分で料理すればいいということになる。

今回の塩分摂取摂りすぎ事件のお蔭で、また、大事な事を学んだ。